小説家・村上春樹が語った創作の秘訣とカキフライの関係性

ノート

村上春樹氏「文章を書く、孤独な作業は『1人カキフライ』によく似ている」で、世界的にも高い評価を受けている小説家、村上春樹氏が小説を書く秘訣を語っている。創造性の要点を突いており、彼は、大好物のカキフライを揚げることと執筆活動は、どちらも「孤独な作業」という点で似ている行為だと語っている。

「想像力は、外部から与えられるものではなく、自分の中から出てくるもの」

僕は小説を書くときは、だいたい朝4時から5時に起きて、コーヒーをいれて、コンピューターのスイッチを入れて、それから文章を書き始めます。自分の中にある言葉を一つ一つすくいだして、文章にしていくわけです。

これは孤独な作業です。「1人カキフライ」にすごくよく似てるわけです。小説は、誰に頼まれて書くわけではない。自分が書きたいから書くんです。カキフライだって、自分が食べたいから、誰に頼まれることもなく、自分で揚げるんです。

ですから、小説を書いているときは、自分の小説を書いているんだとは思わないようにしています。それよりは「今僕は、台所でカキフライを揚げているんだ」と考えるようにしています。そうすると、わりと肩の力がすっと、抜けるんです。

自分の小説を書いているんだと思うと、言葉が思い付かない。でも、僕はカキフライを揚げていると思うと、肩の力が抜けて想像力が出てくるんです。

皆さんももし小説をお書きになるようなことがあれば、カキフライのことを思い出してください。そうすると、すらすら書けます。
(村上春樹)

想像力から物語を創る

大人になって、もう一度(想像力が詰まった自分の中の)「屋根裏」にアクセスすることは可能なんです。例えば、小説家っていうのは、大人として「屋根裏」にアクセスすることなんです。

大人は、正確な認識と、常識と方向感覚を常に持っているから、それ(想像力)をコントロールできるんです。

想像力から物語を立ち上げることはできる。

学校で、先生が教えられるかというと、それはもう、先生次第。いい先生と巡り会えれば、「屋根裏」にアクセスする方法を見つけることはできる。

想像力は身につけるものではなく、自分の中にあるものを掘り起こすことなんです。

(アイルランド出身の小説家)ジェイムズ・ジョイスは、「想像力とは、記憶のことである」と言っています。想像力とは何かに誘発されたものではなく、ストックされたものからわき起こってくるものなんです。
(村上春樹)

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