macOSやLinux,BSDなどのUnix系OSをコンソールで使っていると、よく使うのがlsコマンド。ここでは、lsコマンドでメガバイト、ギガバイト表示をする方法を解説します。
まずは、通常のlsコマンド。リスト形式で表示してみます。
[user@server01 ~/log]$ ls -al total 80889588 drwxr-xr-x 3 user users 23552 Feb 24 00:06 . drwx---r-x 13 user users 512 Feb 24 11:21 .. -rw-r--r-- 1 user users 0 Jan 20 2012 .vhostsave -rw-r--r-- 1 user users 9991383 Feb 24 00:06 access_log_20180223 -rw-r--r-- 1 user users 2 Jan 20 2012 month -rw-r--r-- 1 user users 82800592976 Jul 2 2015 phperror.log drwxr-xr-x 2 user users 19456 Feb 24 00:06 webalizer
phperror.log というファイルがとても巨大ですね。これ、何メガあるかぱっと見でわかりますか?
こんなときは、下記のようにするとすぐわかります。
[user@server01 ~/log]$ ls -alh total 80889588 drwxr-xr-x 3 user users 23k Feb 24 00:06 . drwx---r-x 13 user users 512B Feb 24 11:21 .. -rw-r--r-- 1 user users 0B Jan 20 2012 .vhostsave -rw-r--r-- 1 user users 9.5M Feb 24 00:06 access_log_20180223 -rw-r--r-- 1 user users 2B Jan 20 2012 month -rw-r--r-- 1 user users 77G Jul 2 2015 phperror.log drwxr-xr-x 2 user users 19k Feb 24 00:06 webalizer
先ほどとの違いは、 ls コマンドに h オプションがついているかどうかです。
lsに -h オプションを付けると、ファイルサイズがMB(メガバイト)、GB(ギガバイト)表示されます。
phperror.log は 77G と書かれているので77GBもあったんですね!
このように、気づかないうちにPHPのエラーログが肥大化していることがあります。
ログの肥大化によるディスク容量圧迫のみならず、そこから派生してサーバトラブル、サービス停止トラブルの温床になるので気をつけましょう。
lsコマンドに -h オプションを付けると、ファイルサイズがMB(メガバイト)、GB(ギガバイト)表示になります。便利なので覚えておきましょう。