ゲーミングノートPC『ASUS ROG ZEPHYRUS(ゼフィラス)GX501VS-GZ058T』購入後のWindows10環境設定

ASUS社が発売しているスーパースリムゲーミングノートPC、ROG ZEPHYRUS(ゼフィラス)のGTX1070搭載モデル、GX501VS(型番:GX501VS-GZ058T)を購入しました。購入後に行なった環境設定周りについての記録です。

の続きです。

パソコンのマザーボードやノートPCでも最大手で信頼性の高いASUSが販売しているゲーミングノートPC。ゲーミングノートPC市場は最近活気のある市場で、PCメーカー各社からさまざまな機種が販売されています。

その中でも、ASUS の ROG ZEPHYRUS(ゼフィラス) シリーズは、極薄・極軽・極冷が特徴的なゲーミングノートPCです。GPUスペックもNVIDIA社製のハイエンドビデオカードであるGeForce GTX1070 か GTX1080 のどちらかを選べるモデルなのでスペック的にも申し分なし。

  • GTX1080搭載モデルが、ROG ZEPHYRUS GX501VI(型番:GX501VI-GZ019T)
  • GTX1070搭載モデルが、ROG ZEPHYRUS GX501VS(型番:GX501VS-GZ058T)

となっています。公式サイトはこちら。

『とにかく薄い』が第一印象です。普通のゲーミングノートPCはGPUの冷却性などを考慮しかなりぶ厚い機体が多いのですが、GX501は本体の薄さがまったく違います。GPUを搭載していない家庭向け、ビジネスユースのノートPCのような薄さです。

GPUも、GTX1070だけあって、3D系のゲームはもちろん、VR系のアプリでもストレスなく実行できます。ハードウェアスペックに余裕があるので、アプリの設定とか余計なことを考えなくても、標準設定でそのまま快適に動くのはストレスフリーでとてもいい感じです。

購入前は、『GPUファンの音はどうなの?』と気になっていましたが、音は全然気にならないですね。一般的なノートPCレベルです。

実際に使ってみて気になったところは、

  1. キーボードが前面にあるので、慣れるまで少し時間がかかる。
  2. 英語キーボードなので、日本語入力を使いやすくするには一工夫が必要。

といったところでしょうか。

1については使っていくうちに慣れるでしょうし、2についてはWindowsの設定を変えることで改善できます。やり方はこの記事で後述します。

5段階の総合評価で言えば、4.8ですね。
非常に薄くて持ち運びもでき、スペックも問題なしで、とても快適に使えています。

『VRやバリバリの3Dゲームもできる、薄型ノートPCが欲しい』

という方には、ASUSのGX501は断然おすすめできます。

GX501の3年保証加入

3年保証も公式サイトから申し込めます。

英語キーボードの日本語入力切り替えをできるようにする

GX501は日本国内でも発売されていますが、すべて英語キーボードモデルのみで、日本語キーボードではありません。

そのため、一般的なWindowsPCのキーボードとはレイアウトが異なります。通常の日本語配列キーボードであれば、IME(日本語入力)の切り替えがすぐにできるのですが、英語キーボードの場合切り替えキーがないので、初めてだと戸惑います。

購入時の初期状態では、『ALT + “[“』キーで、日本語入力の切り替えができますが、慣れないとなかなか使いづらいです。”[”(角カッコ・スクエアブラケット)キーは、キーボード右側上部あたりにあります。

英語キーボードを日本語入力を快適にするキーボード変更の手順

  • ハードウェアキーボードレイアウトの変更で、日本語キーボード(106/109キー)から、英語キーボード(101/102キー)に変更する。(スタートメニュー→設定→時刻と言語→地域と言語→言語部分の日本語をクリックし、オプションをクリックすると、「ハードウェアキーボードレイアウト」がある)これをすると、日本語入力切替は、ALT + ~(チルダ)に変更される。
  • alt-ime-ahk-v0.3.0 をダウンロードして、解凍する。
  • 解凍後にできた、alt-ime-ahk.exe を実行するとタスクバーに常駐するので、これだけでスペース左のALTで英数入力、スペース右のALTで日本語入力に切り替えられるようになる。
  • alt-ime-ahk.exe はスタートアップフォルダに登録をしておくと、Windows再起動後も自動的に立ち上がるので便利。
  • スタートアップフォルダを開くには、Windowsキー + R を押しファイル名を指定して実行画面を出した後、 shell:startup と入力すればいい。
  • すると、スタートアップフォルダが開くので、このフォルダの中に、alt-ime-ahk.exe ファイルを置けば完了。これでWindows再起動時も自動的に、alt-ime-ahk が起動するようになり、Mac同様、スペースキーの左右にあるALTキーで快適に日本語入力切替ができるようになる。

『KeySwap for XP』 を使って、CAPSキーとCTRLキーを入れ替える

Windows10のレジストリに設定を追記することで、CAPSキーとCTRLキーを入れ替えることができます。 KeySwap for XP というアプリを使うと簡単に編集できるので楽。for XP という名前がついているのでWindows10で動くのか不安になりますが、試してみたところ、Windows10 でも問題なく動きます

やり方はとても簡単で、

  • KeySwap for XP をダウンロードし、「管理者として実行」し、2つのキーを登録する。
CAPSLOCKとCTRLキーを入れ替える設定
キー名: CapsLock 変換キー名:左Ctrl(1D)
キー名: 左Ctrl 変換キー名:CapsLock(3A)
  • 保存をしてWindowsを再起動する。

だけです。

Windowsの設定が保存されているレジストリを書き換えるので、一度設定さえすれば、ずっとキーの入れ替えは有効になっています。

PrintScreenキー(プリントスクリーンキー)がないため、スクリーンキャプチャには工夫が必要

画面のスクリーンキャプチャーなど撮るときに多用するプリントスクリーンキー。GX501には、プリントスクリーンキーがありませんので、スクリーンキャプチャーを頻繁にする方の場合は何らかの対策が必要になります。

上記のASUSユーザーフォーラムを見ると、Windows10に標準搭載されているスクリーンキーボード(キーボード入力アプリ)を起動して、そこにあるPrintScreenキーを使うようにとなっていますが、Windows10に付属しているSnipping Tool(スニッピングツール)を使った方がスクリーンキャプチャはやりやすいでしょう。

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