【好きなことを仕事にするには】自分が好きなことを仕事にするビジネスの創り方

ノート

起業にせよ独立にせよサラリーマンを辞め、1人の個人が好きなことを仕事にし、経済的・時間的ゆとりのある暮らしを実現していくためにはどうすれば良いのでしょうか。

今日は「お金を稼ぐだけでなく、お金を稼ぎながら時間も稼ぐ仕事をする」仕組み創りの考え方を教えます。

仕事ってなんだろう?

私たちが「仕事」という言葉を使うとき、大多数の方は『自分の労力と引き替えに、給料や報酬をもらう行為』認識しています。

私はあるベンチャー企業の取締役として過去数百人の面接をしたことがありますが、その面接の際に必ず聞いていた質問があります。それは、こんな質問です。

「”あなたの後輩や部下から給料とはなんですか?”と聞かれたとき、あなたはどう答えますか?」

ごくシンプルな質問ですが、この質問の答えはその人の仕事観というものを端的に表わしています。

人材採用面接の際、会社の価値観やそのポジションで求められる仕事観と本人の仕事観にミスマッチがある場合、どんなに能力や実績があってもいずれは双方にとって不利益になるため、面接の時点で弾くことになるわけですが、年齢、性別、今までのキャリアなどは人それぞれ違っていても、上記の質問の答えには一定の傾向がある、といつも感じていました。

その傾向というのが『給料とは自分の労力(時間)と引き替えにもらえる報酬』であると答える人の多さでした。ある観点においては正しいことだと思うのですが、その答えを聞くたびに「はたして、本当にそうなのだろうか?」と違和感を感じたのを強く覚えています。

このタイプの人達というのは、『自分の時間を切り売りして収入を得て』います。つまり、以下の関係式が成り立ちます。

給料(報酬)額 = 時給 × 時間

そのため、給料(報酬)を上げるためにとるべき戦略は、

  1. 自分のスキルを徹底的に高めて、時給単価を上げる。
  2. たくさんの時間を働く。

のどちらかになります。変数が2つしかないので当たり前のことですね。これは、時給で働く学生アルバイトから日雇いで働く派遣労働者、月給で働くサラリーマン、年俸で働くスペシャリスト、合計額の違いはあれどすべて同じビジネスモデルです。

稼げない仕事 〜収入の上限となるボトルネック〜

ここで給料を上げるために抑えておきたいポイントとして「ボトルネックがどこにあるか?」という思考です。エンジニアなら普段の日常業務で行なっている当たり前の思考ですが、システムのパフォーマンスを最大限に引き出すには、システム全体を理解し、構成要素を理解し、パフォーマンスのボトルネックがどこにあるか発見し日々それを改善しているはずです。

上記の時給制ビジネスモデルに当てはめてみると、

  1. 時給は青天井には上がらない。(需要と供給の市場環境、雇用主の意思決定に依存する)
  2. 人間は、24時間働き続けることはできない。(物理的に不可能)

の2つがパフォーマンスを最大化するためには大きなボトルネックになることがわかります。これは『人からもらえる給料には上限があり、限界がある』ことを示しています。あなたの能力やスキルの上限と同時に、あなたに報酬を払う人の上限が多くの場合存在します。

時給は、最大いくらまで上げられるのか?

一般的に、時間の切売り型収入だとどんなに頑張っても上限は1万円/時、日給ベースで10万/日程度が市場の相場です。医者や弁護士や会計士(士業)、上場会社の社長・役員クラスの方ですね。

昨今人気のある医者のアルバイトでは、45,000円/時という仕事もありますが、一般的な業種も含め平均すると大体上記の相場に落ち着きます。

私は大学生の頃、とあるIT関連の仕事で1時間あたり15,000円のチャージレートで報酬をもらっていたことがありますが、これは技術的な要因よりも実際にできる人が少なかった市場の需給バランスが大きかったためです。現在の市場環境において同じ仕事を行い、1時間で15,000円もらうのはほぼ不可能でしょう。

しかし、世間を見ると、もっと稼いでいる人達はたくさんいます。では、彼らは一体どうやって稼いでいるのでしょうか?

限界突破するして稼ぐには、”時間を味方に”つけよう。

違いは、『時間があなたにとって味方かどうか』にあります。時間の切り売り型ビジネスモデルでは、時間は超えられない壁=ボトルネックでしたが、それ以上稼いでいる人達というのは、時間をボトルネックにしていません。

前述のような『時間の切り売りではなく、時間が経てば経つほど収益が上がる仕組み』を持っているという意味です。もう少しわかりやすいように、具体的なビジネスで考えてみます。

1)金融系の事業

融資やクレジットカード、消費者ローン、住宅ローンなどの金融系サービスの提供者は、”時間が経てば”債務者から返済金+利息を受け取ります。

2)通信キャリア系の事業

Docomo、KDDI,ソフトバンクといった携帯電話、スマートフォンを扱う通信系のキャリアは、”時間が経てば”通話料やデータ通信料を受け取ります。

3)不動産オーナー系の事業

ビルやマンション、テナント等を所有する不動産オーナーは、”時間が経てば”賃借人から賃料を受け取ります。

4)水道光熱関係の事業

電気、ガス、水道といった生活に欠かすことができないインフラサービスを提供する事業者は、”時間が経てば”生活インフラの料金を受け取ります。

5)保険事業

保険サービスを提供する事業者は、契約者の”時間が経てば”掛け金を受け取ります。年齢が高くなるにつれリスクが高まるため、掛け金がより高くなっていきます。医療保険や生命保険などは特に顕著に後に入れば入る程、割高になるように設定されています。

6)人材派遣事業

企業に人材を派遣する派遣事業者は、”時間が経てば”派遣労働者の人件費を受け取ります。基本となる160時間±20の幅で月額単金を決め、それ以上稼働した場合は残量代として別途請求するのが一般的です。

7)ドメイン・レンタルサーバ事業

インターネットで欠かすことができないドメインやレンタルサーバを提供する事業者は、”時間が経てば”ドメインの更新料やレンタルサーバの賃貸料を受け取ります。

ざっと挙げただけでも、このようなビジネスです。これらは『ストック型ビジネスモデル・資産型ビジネスモデル』と言われており、

『お客さんに入口に入ってもらいサービス提供を続ければ、収益が上がる仕組み』

を構築しているのが大きな特徴です。立ち上げには時間と準備が必要ですが、時間を味方に付けたビジネスモデルなので、はじめは小さかったとしても時間が経てば経つほど収益力が高まっていくビジネスモデルということです。

ストック型のビジネスモデルを作るときは『時間と何か』を組み合わせよう。

これらをまとめると、大体次のようなストック型のビジネスモデルのパターンとなります。

  1. 「お金」と「時間」を組み合わせる。
  2. 「モノ」と「時間」を組み合わせる。
  3. 「サービス」と「時間」を組み合わせる。
  4. 「人」と「時間」を組み合わせる。

この「時間に応じて収益が発生する」(利用者目線で言えば、従量課金制)というのが非常に重要なポイントになります。時間を味方に付けるというのは、極端なことを言えば、「放っておいても収益が上がる」ということ意味しています。

例えば、1時間で1,000円の仕事をすれば時給1,000円ですが、世の中には

『1,000円の仕事を自分の時間を使わずにやる・できる仕組みを持っている人』がいる

わけです。

どんな仕事でもボトルネックを除去することは価値を持ちます。世の中を見渡してみると、このようなボトルネックを除去し効率化する仕組みを作るための仕事には多くの報酬が支払われていますから、より良い仕事をするために時間を味方に付けるというのがとても付加価値の高い仕事のやり方です。

個人が年収の上限突破するためには

個人でもこのような考え方で仕組みを作ることができます。他の人に働いてもらったり、株で配当をもらったり、大家さんになったり、あなたの何気ない日常生活や身の回りに、方法はありふれています。

もしあなたがサラリーマンでしたら、本業としての収入をしっかり確保した上で、上記のようなストック型のビジネスモデルを持つことは、収益の下ブレが極めて少なく、長期的に増収を続けられる強力な収益基盤を得ることができます。

また、あなたがなにか特定分野において強く情熱を持ったもの、昔からずっと好きだったことや、本当にそれを自分の人生で続けていきたいと思っているのであれば、このような仕組みをあなた自身が創りあげる必要があります。

インターネットを使えば、経済的にはとても安価に事業構築が始められますから、リスクを回避しながら長期的な収益基盤を創りたいという方にはお勧めの方法です。実店舗運営など初期費用が多大にかかる事業と比べれば、個人でも十分勝負できる可能性がまだまだインターネットにはたくさんあります。実行力と個人の情熱が問われる世界です。

ストック型のビジネスモデルを持てば、お金だけでなく時間も稼ぐことができるようになり、好きなことをしながらお金が稼げるようになります。

夢や目標など何かやりたいことがある人ほど、できる限り早めにストック型のビジネスモデルを構築することを強くおすすめします。お金はお金でしっかり稼ぎながら、自分がやりたいこと・自分が情熱を注ぎたいことのために活動していくことが、これからの時代は必要になってくることでしょう。

この記事を覚えておきたいときは、お好きな方法で保存できます。

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