新サービスやアプリ開発のときに、なぜ自分で手を動かさないといけないのか?

ノート

マテリアライザーでは、「自分で手を動かす」ことを何よりも重視している。

なぜなら、自分で手を動かせないと「プロトタイピングができない」から。単純に、紙ベースで設計書を書き、その設計書を基に他の人間が実装する。だと、何度も繰り返すことができない。

はじめに頭のなかに浮かんだ第一の想像は、紙ベースの設計であることが大半だが、ここで見えてくるのは完成形のごく一部のみである。実装されて初めて見えてくるものがあるのだ。設計、実装の1回きりだと細かい所の修正ができないまま、完成品となってしまいアラがとても多い。

良いものを作るためには、何度も試作品を作ることが大切だ。 たくさんの試作品を作って、その中から最適と思われる希望線を探していく。

設計と実装が自分一人でできれば、試作品を何度も創ることができる。 プロトタイピングができる。

プロトタイプをたくさん作ってからできた設計と、 1回しかしていないプロトタイプではその価値は全く異なる。

だから、プロトタイピングをするには、 自ら、設計と実装ができなければダメなのだ。 設計だけとか、実装だけとかではダメ。何よりスピードが遅いし、コミュニケーションコストがかかる。

自分で設計をし、実装もできる状態になった後にプロトタイピングを繰り返し、設計をして、「この設計でイケる!」と思ったら、製品版は実装のプロに外注すれば良い。

それは、自分で一度作っているものだから、依頼も容易になる。製品開発の設計、プロトタイピングができるスキルやチームこそ最も価値のあるコアコンピタンスなのである。

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